中国大陸・台湾でオンライン英会話サービスを提供するTutorGroup、総額約100億円の資金調達を実施
株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズが運営する「CA-JAIC China Internet Fund II」の投資先で、中国大陸・台湾でオンライン英会話サービスを提供するTutorGroup(CEO: Dr. Eric Yang)が、Alibaba Group(中国)、Temasek(シンガポール)及びQiming Ventures(中国)を引受先とする約US$100M(約100億円)の第三者割当増資を実施致しました。
世界30カ国60都市で2,000名以上の英語ネイティブ講師を抱えるTutorGroupは、2004年の設立以来500万回を超えるオンラインレッスンを提供してきました。その蓄積したデータに基づき、受講者の能力や嗜好に合った最適な授業内容やテキストを、毎回自動的に提供する当社独自のシステムも保有しています。
TutorGroupは、現在中華圏において「TutorABC/VIPABC」のブランド名で成人向けオンライン英会話サービスを、「TutorABC Jr.」のブランド名で8歳〜18歳までの子供・未成年者向けオンライン英会話サービスを提供しています。今回の資金調達を契機に、今後はグローバル市場に向けてオンライン中国語会話サービス「TutorMing」の事業拡大も図る予定です。
今回の資金調達に際し、新規及び既存株主は以下のようにコメントしています。
Mr. Joe Tsai(Alibaba Groupの副会長及び戦略投資総責任者):
“Alibabaは大きなビジョン及び強い使命感を持っている企業家たちを支援していきたいと常々考えている。 TutorGroupのオンライン英会話プラットフォームは高い技術力に裏打ちされた非常にユニークなサービスだ。Alibabaの創業者であるJack Ma(Alibaba会長)もかつては英語教師であり、教育がこの新しい時代に進化しなければならないことをよく分かっている。投資家且つ戦略パートナーとして、TutorGroupとともに、アジア及びグローバルのオンライン教育市場に変革を起こすという使命に非常に興奮している。”
Mr. J.P. Gan (Qiming Venturesの代表パートナー):
“2年前に初めて投資を実施して以降、TutorGroupは信じがたい高成長を成し遂げてきています。彼らはアジアオンライン英語教育市場のリーダーであり、また彼らの独自の技術及びプラットフォームはアメリカを含むグローバル市場への展開が可能だと信じている。 今後、世界トップのオンライン教育プラットフォームになることを期待している。”
Mr. Wenwei Wu(サイバーエージェント・ベンチャーズ上海事務所代表):
“既存株主及びビジネスパートナーとして、TutorGroupの高成長は非常に嬉しい。今回の資金調達は、TutorGroupのアジアにおける高成長の結果であり、オンライン英会話サービスのベストプラットフォームを提供している証でもある。サイバーエージェント・ベンチャーズは今後も引き続き、TutorGroupの日本を含むアジアでの成長に貢献していきたい。”
TutorGroupについて
TutorGroupはアジア地域を中心にオンライン語学教育サービスを展開している。2004年の創業以来、成人及び未成年者向けに「TutorABC/VIPABC/TutorABC Jr.」として英会話サービスを提供。中国語会話サービス「TutorMing」も展開中。
URL: http://www.tutor-group.com/