介護書類クラウド管理、メダ株式会社に出資
株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)の連結子会社で、投資育成事業・ベンチャーキャピタル事業を展開する株式会社サイバーエージェント・キャピタル(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:近藤裕文)は、介護書類をクラウド管理するDXプラットフォームを開発する「メダ株式会社」(東京都品川区、代表取締役、姥貝賢次)に出資したことをお知らせいたします。
メダ株式会社 https://meda.one
【メダについて】
介護現場は、労働環境の悪化と人材不足で状況は逼迫しています。複雑な保険請求事務、メンバー間での情報共有のほとんどの業務がアナログに業務運営されており、ヒューマンエラーに起因するミスやフォローのための事務負担が無くなりません。改善するためにはITソリューションが必要です。また、介護事務はほとんどが紙ベースで旧態依然としていて、1年に最大500回超も介護利用者宅を訪問するケアマネージャーの事務作業と移動負荷は特に大変です。メダはそのプロセスをデジタル化によって簡略化します。必要な書類は利用者訪問時に電子的に集め、事業者間の情報共有プロセスを代行し、保険請求事務のミスを検知するダッシュボードを作り、介護事務の時間を大幅に短縮できるようにします。
メダ介護書類クラウド管理プラットフォームのイメージ
メダ株式会社は2020年に事業開発を開始し、2021年3月に法人設立されたスタートアップです。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミック中で、介護事業者にデジタル化需要が劇的に増えました。メダ開発チームは、介護現場の風習を根底から覆すプロダクト設計を推し進めています。社名の『meda[メダ]』とは『思いやり』『気遣い』を意味する言葉で、medical[メディカル]やandromeda[アンドロメダ]の語源でもあります。
【出資について】
■担当キャピタリスト
サイバーエージェント・キャピタル ヴァイス・プレジデント / 北尾 崇
姥貝さんとの出会いは4年以上も前で、彼の前職にて色んな支援先スタートアップをサポート頂き、個としての優秀さに加えて、魅力的な人間性や起業家としての粘り強さを近い距離で見てきて、今回ご支援できることを嬉しく思います。介護市場には、大手ベンチャーによってIT化が進んでいる分野もありますが、まだ白地の領域においては良い製品だけでイノベーションが進みにくい分野も多くあると考えております。今回、業界への深い知見と適切なネットワークを持つ経営陣や株主と共に、産業の改革にコミットをしていきます。
【サイバーエージェント・キャピタルについて】
サイバーエージェント・キャピタルは成長産業であるインターネット関連ビジネスにおいてマネジメント・リーダーシップに秀でた起業家が率いるベンチャー企業へ投資を行うベンチャーキャピタルです。数々のインターネットビジネスを生みだしてきたサイバーエージェントグループの事業創出・拡大経験のもと、シード・アーリー期の投資のみならず、投資先企業の成長支援を行っております。当社は2006年の設立以来、急速な経済成長を遂げるアジアを中心に8カ国10拠点にてベンチャーキャピタル事業を展開し、グローバル展開を目指すスタートアップを支援しています。
【会社概要】
メダ
会社名 :メダ株式会社
代表者 :姥貝 賢次
所在地 :東京都品川区
設立日 :2021年3月
事業内容:介護書類クラウド管理プロダクトの開発
企業HP :https://meda.one
サイバーエージェント・キャピタル
社名 :株式会社サイバーエージェント・キャピタル
代表者 :代表取締役社長 近藤 裕文
所在地 :〒150-0042 東京都渋谷区宇田川40-1
設立 :2006年4月3日
企業HP :https://www.cyberagentcapital.com/
【本件に関するお問い合わせ先】
サイバーエージェント・キャピタル 広報室担当
E-MAIL: cac_public@ext.cyberagent.co.jp