前払費用無しでリスキリング、越境転職を支援する「WorX」/Monthly Pitch! スタートアップの扉
藤原 義人 さん
サービス概要:成長産業への労働移動を実現する、業界・職種未経験の転職をサポートする越境転職プラットフォーム「WorX」を運営するのはWorX。収益モデルには、企業からの採用決定フィーに加え、ISA(Income Share Agreement)と呼ばれるリスキリングのための費用がすべて後払いにできるビジネスモデルを採用しています。つまり、求職者の授業料は転職後の年収によって変わるのです。ちなみにISAは海外ではスタートアップや大学が多く取り入れているとのこと。
WorXのリスキリングプログラムでは営業、マーケティング、エンジニアといった約20職種をカバー。求職者に合った様々なキャリア提案が可能で、多くの受講生がユニコーン企業や上場企業などから内定を獲得しています。
Monthly Pitch編集部はココに注目:労働者の賃上げを狙う手段として、政府も労働移動や越境転職、そのために必要なリスキリングに着目しています。WorXは、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に採択。これから3年間で数千名のリスキリング・労働移動を実現する体制を構築します。
とはいえ、業界や職種を変える越境転職や労働移動に対し、求職者は「そもそもどんなキャリアがあるのか」「仮に理想のキャリアが見つかってもどう実現するのか」「未経験では転職できても年収が下がってしまう」といった強い不安や課題を抱えるはずです。とはいえWorXの転職決定率は80%以上を誇り、ユーザーからは「WorXに人生の大事な決断を任せてよかった」という言葉が届いています。転職に成功した方の平均年収は50万円以上も上がっているそうです。
WorXは現在、生成AIを活用したキャリア支援AIエージェントをリリース。テクノロジーを活用することでより効率的・効果的な支援を実現します。今後は、越境転職後の定着や活躍にも注力していく予定です。