安田 裕介さん

サービス概要

YZ（イズ）が提供するのは、小規模企業のマーケティング活動を変えるプラットフォーム「mycsess（ミクセス）」。

小規模企業の課題には、赤字・債務超過、既存の納品で手一杯、ITなどのリテラシーの低さなどが挙げられます。新たな案件を開拓する余裕はありません。そんなときに登場するのがmycsessです。

mycsessはヒアリングシートに10分程度回答するだけでAIが発注先とマッチングしてくれます。マッチング後には日程調整を実施し、ZoomのURLも自動で発行。LINEやChatworkなどでコミュニケーションできるようにサポートも実施します。商談が終わった後にはターゲットや事業成長のシナリオ、パッケージなどの情報を含めたレポートを自動で作成。案件の紹介を契機に小規模企業の成長をサポートします。

Monthly Pitch編集部はココに注目

国内全企業の内、中小企業は99％、小規模企業は85%と言われています。大企業の生産性は改善されてきているものの、日本の大部分を占める小規模企業の生産性はまだまだ改善の余地があると、YZ代表の安田さんは語ります。

mycsessの強みは「（他サービスとの）アライアンス」「商工会・自治体」「（補助金や融資といった）ファイナンス」などと連携して発注者の情報を得ている点。レベニュー・ベースド・ファイナンスのサービスを提供するスタートアップとの連携も開始しました。従業員わずか2人の会社が上場企業にM&Aされるきっかけとなったり、副業していた方が独立したり、地方企業のITリテラシー推進に貢献したりといった成果も出てきています。

mycsessは現在、マーケティングにおけるプロモーションのサポートをしていますが、今後はプロダクト、プレイス、プライスも加えた4P全般のサポートをしていく算段です。