人+ロボで資産ポートフォリオ運用の課題解決「WealthForce」
Monthly Pitch! スタートアップの扉 / 佐々木辰さん
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サービス概要:人とロボットのハイブリッドロボアドで金融投資の課題を解決するMONO Investment社は、投資家向けに「投資のコンシェルジュ」、アドバイザー向けに「WealthForce」を提供しています。後者は顧客情報の管理、保有資産の分析、顧客である投資家の理解を促進するサービスです。
WealthForceは、顧客ごとの基本的な情報を管理でき、個人だけではなく世帯での管理も可能となっています。どういった営業活動をしたのかという活動履歴も記録し、保有資産は投資信託や株といったプロダクト別で管理可能。投資信託の中身を分解し、例えばアフリカの株式にはどれぐらい投資しているのかといった情報を、全ての投資信託やETFの中身を分解した上で分析もできます。
取引履歴も自動で記録され、将来のインカムゲイン、債券の償還金・利金、株式配当金、投資信託の分配金も予想可能。モンテカルロシミュレーションを用いて、現状の保有資産の分析も可能です。保有資産の効率的フロンティアが出て、資産のシミュレーションができて、運用のシミュレーションもできる等、試算運用に必要な様々な機能がWealthForceには備わっています。
Monthly Pitch編集部はココに注目:「貯蓄から投資へ」と言われて久しく経ちます。しかしこれまでの金融商品販売は販売手数料を重視するあまり、個別商品の提案、自社商品のみの提案、販売後のフォローが限定的という課題がありました。そのためこれからは、預かり資産を重視したポートフォリオ提案、投資家ごとの複数金融機関の預かりを考慮した運用、商品提案だけではなくてリバランスまでのトータルサポートが重視されています。
そこで注目されているのが独立系のアドバイザー「IFA(Independent Financial Advisor、独立系ファイナンシャルアドバイザー)」なのですが、金融という分野が数学的で難しいこともあって、ポートフォリオ運用を営業担当者が担当することは困難を極めます。その解決のためにファンドラップやロボットアドバイザーなのですが、今度はカスタマイズ性に欠けたりフォロー体制が薄いのが課題です。MONO Investment は、人とロボットのハイブリッドロボアドで、この問題を解決しています。WealthForceは既に、IFAに加え、地方銀行、地方の証券会社に導入されているそうです。
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