シンディ・ローパーからKISSまで、 音楽著作権投資で魅せるKeyaki Capitalの革新/Monthly Pitch! スタートアップの扉
木村 大樹 さん
サービス概要:個人に公開されていない世界の優良なプライベートアセットへの投資機会を選別し、充実感と高揚感に満ちた投資体験を提供するのはKeyaki Capital。通常のプライベートアセットが大口で機関投資家の投資対象となっている一方で、Keyaki Capitalはそれを小口化し、プライベートキャピタル投資を日本の個人投資家に届けます。
Keyaki Capitalの木村さんがピッチで繰り返していたのは「充実感と高揚感」。単に優良なプライベートアセットを選別するだけではない投資体験を提供するのがKeyaki Capitalの特徴です。証券会社やIFA法人との提携も進んでおり富裕層へのアクセスも進めています。今後は投資先のトラッキングから管理まで実施するべく、投資家のワークフローをデジタル化していく予定です。
Monthly Pitch編集部はココに注目:Keyaki Capitalは、2024年6月に世界的な著名アーティストの音楽著作権に投資する、15億円規模の専門ファンドの資金募集を完了しました。このファンドは、アーティストの著作権を取得し、アーティストと共同で能動的なプロモーションを行って著作権の価値を高め、数年後に音楽レーベルや他のファンドに売却するという戦略を採っています。
この音楽著作権ファンドでは、シンディ・ローパーやKISSといった大物アーティストの著作権も取得しました。アヴィーチーはファンドの成果としてドキュメンタリーを発表しています。スウェディッシュ・ハウス・マフィアやシンディはファンド投資後に大きく成長。KISSは今デジタルアバターを作っており、2027年にはラスベガスでアバターショーがスタートする予定とのことで、この情報がKISSの大ファンの投資を誘いました。Keyaki Capitalはこういった「充実感と高揚感」のある投資機会を創出していく算段です。