給与計算の工数削減と精度向上を両立、社労士も太鼓判を押す「Gozal給与チェック」の実力/Monthly Pitch! スタートアップの扉
高谷 元悠 さん
サービス概要:Gozalが開発するのは、給与計算ミスを防ぐ給与計算クラウド「Gozal給与チェック」。計算ミスのチェック業務を人ではなくソフトウェアで自動化するサービスです。
使い方は以下の通り。給与計算のデータを取り込むと、賃金規程や法的ルールに基づいて給与が正確に計算されているか、システムが自動で確認。計算不備の疑いがあるデータがあれば、自動で当該データを抽出し、間違いの理由も指摘してくれます。これまで人が目で見て手作業で行っていたチェック業務を自動化することで、ある1,000名規模の導入企業では、95%の作業時間削減に成功したそうです。
Monthly Pitch編集部はココに注目:現代の給与計算は、専門家である社会保険労務士をして「難しくて常に不安」というほど、複雑になっています。実際、93%の担当者が給与計算業務に不安を感じているという調査結果もあるそうです。ある企業では、給与計算のミスを防ぐために36ものExcelファイルを毎月作成しており、すべてのExcelを手動で更新してチェック業務をするために大きな工数を割いています。そんな給与計算ミスの不安を解消するために開発されたのが「Gozal 給与チェック」です。
Gozal 給与チェックは、社会保険労務士や給与計算代行会社といった給与計算のプロがユーザーになる場合も、100〜2,000名規模の事業会社の給与計算チームが利用するケースもあるとのこと。給与を支給するすべての法人や市区町村、行政機関がユーザーとなり得るため、幅広い顧客層を獲得できるポテンシャルを秘めています。工数削減、属人化の解消、計算ミスの削減などを同時に実現できる点が高い評価に繋がっており、また既存の基幹システムをリプレイスすることなく連携して導入できる点も強みとなっています。