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生活者向けおまいりプラットフォーム「goenn」/Monthly Pitch! スタートアップの扉
生活者向けおまいりプラットフォーム「goenn」/Monthly Pitch! スタートアップの扉

株式会社goenn 𫝆橋 計貴 さん
サービス概要:
goenn社が運営するのはおまいりプラットフォーム「goenn」。「おまいりに選択肢を。」をキャッチフレーズに掲げ、故人と個人のご縁を結び、おまいりを通じた新しいご縁をデザインします。
goennが提供する価値の一つ目は、おまいりに関する情報提供。「そもそも三回忌って何のためにやるんだっけ?」といった、おまいりに関する疑問をコンテンツマーケティングで解消します。お墓そのものについての課題にも対応。墓の課題は提携している石材店と解決したり、おまいりに際しては仏花の用意なども手配したりします。
Monthly Pitch編集部はココに注目:
goenn社によると「おまいり」は、3,000億円〜6,000億という大きなマーケット。しかしその中で納得のいくおまいりができているのは3割程度だそうです。
墓参りに行く際には、親族で時間を調整し、金銭負担を決め、全員で参る必要があります。墓管理や供養、法要などにも同様の苦労があり、「コスパ」「タイパ」が重視される現代の価値観からすれば、余計に大変に感じられるでしょう。近年の高齢化・核家族・異常気象といった事情もおまいりを難しくしており、その結果、墓じまいをしたり、お墓をもたないといった家庭も増えています。
「新しいおまいり」の構築は、生活者だけでなく、納骨事業者や檀家などにとっても重要な関心事です。高齢化の昨今は亡くなる方と葬式の増加も見込まれているからです。また葬儀には大量の紙面書類が必要など、デジタル化の遅れが目立っている面も否めません。こういった課題を解決するためgoenn社は、納骨事業者向け顧客コミュニケーションプラットフォーム「musuhi」の提供も開始。おまいりのきっかけを創出し、続柄をベースにした様々なソリューションを提供します。